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「誰そ彼」の管理人。
各地(様々なジャンル)を
気が向けば書く謎の一応女な奴。
創作と想像は人一倍。
故郷は関西の鹿がいる県らしい。
現在は眼科の新人検査技師であるとかないとか?
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最近はモンハンにはまってます。
BASARA/ポップンどんとこい。
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2024/04/25 (Thu)
CaptivAte~誓い~(裏の裏)
これはまだUPしていない
CaptivAteシリーズの
裏の裏話です。(18禁とかの裏じゃないよ?(笑
なのでそれでも見たいという人のみ
先に読んじゃってください。
下にじゃんじゃんスクロールしちゃってから
反転させてね!!OK?
CaptivAte~誓い~裏の裏~
『この世の妖し全てに裁きを与えたら、必ず戻る』
その言葉を護る為に、俺は剣を振るってきた。
何度も何度も刀を赤く染めて。
染めては拭い、染めてはまた拭いと。
何度も、何度も・・・・・。
斬る度に思い出すのは、あの笑顔。
いつから心を奪われてしまったのか、覚えていない。
自覚もなかったというのに。
唯一の人を好む、『妖し』に。
――――魅入られていたのは、いつだ?
これは呪いか?或は然るべき道のひとつだったのか。
零が在れば、壱が在り。
零があれば、まいなすの壱がある。
この世の妖しが全て、まいなすの壱存在ならば。
我々人間様は、本当に
ただの壱と為り得るのだろうか?
あの妖しだけは違うのではないだろうか?
あれは違うもの。そう思えるのはなぜ?
最後の一匹を前にして、何故かあのときの言葉を思い出していた。
『嘘をつきゃあ、閻魔とやらに舌を抜かれて針千本飲まなきゃならんのだとさぁ』
『はん。・・・んなの知ったことじゃねえ。』
『よくお聞きよ、六。あんたは何で名が数なのか考えたかい?』
『さあな?』
『兄弟が4人で、3人は数字言葉がないというのに、お前さんだけ』
『・・・・何がいいたい?』
『つまりだ、あたしがいいたのは・・・』
賽の目は六つと決まっている。
『は?・・・』
必ず確立とかの問題は置いて、
6はいつかは、出るという運命。
『意味がわからんな』
『わかるやつぁ、珍しいよ。難しいかい?』
『賭場遊戯は興味がわかんからな、ムラサキ』
必ず数字の六が出る。
それ同様に、必ず、ということが起こるのだと。
運命は決まっていると、言うことなのか?
『ぐああああ!!!』
最後の妖しは俺の身体を蝕み、中で暴れまわる。
だが、それでいいんだ。
もうすでに、俺の運命は賽を振らなくても。
決まっていることだったのだから。
共に死んでやるのは嫌な話だが、このまま身内で
裁きをあたえて殺せるのならば。
そうだ・・・・・
まだ、誓いは終わっていない。
―――あいつにあっていないじゃないか。
赤い着物をさらに赤く染めて。
ずるりずるりと、役に立たない足を引き。
この穢れた妖し以上に異常な身体を、
御身を持って、お前に会おうじゃないか。
そしてあったのならば、優しいお前は
必ず抱きしめてくれるのだろう。
だからそのときは、迷わずに接吻を交わして
婚儀話でも持ち出してやろうか。
そうすればあいつは赤くなって。
困ったように笑うのだろう。
最後の最後、一匹は。
生かして・・・・。
『六さ・・・っ!?』
何を、している?
目の前で緑の奇麗な髪が、赤くなる。
視界は全て、赤くなる。
ここは雪街、白の街。
そのはずなのに。
俺は何を見ている?
『ごほっ!!ろ・・・く・・・』
血潮・・・。
なんと奇麗な、赤だろうか。
生かそうとした一つの命を。
俺は誓いを護らずに。
中の獣が、殺してしまった。
『最後の・・・・妖しは。・・・おれ、だよね?』
なんだ・・・・そりゃ。
『おやすみなさい・・・・六・・・さ』
眠るのか?このまま。
それも、悪くはないのかもしれないな。
なあ、アッシュ。
閻魔様とやらに、会いに行こうか。
俺は、誓いを護れなかったから。
誰でもいい。俺以外の誰か。
どうか、この世に残る『妖し』に
裁きを・・・・・・。
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2007/05/25 (Fri)
小咄少々
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