カウンターには二つのグラスがあった。
透明の綺麗に磨かれたカクテルグラスで、
そこにはさらに透き通る液体が注がれた。
「セブンス・ヘブンだヨ。当ててみて?」
「・・ドライジン、マラスキーノ、グレープフルーツジュース。あと、ミントチェリーッスね。」
「大正解♪ご褒美にチェリーつけてあげるヨ!」
「光栄ッスね。」
スマイルは笑顔でアッシュの顔を見つめて、
アッシュは少し頬を染めた。
それは、やはり見られているからというのもあるが。
「弱いなぁ。いつも・・ネェ」
「うるさいッス!!///」
そう、めっきりアルコールに弱いのだ。
目を見ればわかる。
アッシュは明らかにほんの少量の酒を
味見しただけで、酔い始めていたのだ。
もちろん、そんなアッシュも大好きなのだ。
スマイルが黙って見ているかもしれないし、
または、何かちょっかいを出すかもしれない。
しかし、今日は前者だった。
「美味しいカイ?」
「んく・・・美味しいッス!」
「なら、満足ダヨ」
「オレもがんばるッス!!」
「ア~ッシュ♪」
「ん?!///」
ねっとりと舌を絡ませれば、アッシュの顔は見る見る赤くなっていく。
スマイルの目はそれでも真摯だった。
あくまで今この二人は、今の雰囲気を楽しんでいるのだ。
「は・・・っユーリに見られたらどうすんスか!!///」
「見ないよ、今日は出かけてるしネ」
「もお!!」
まだまだ。天国はこれからサ♪
「何かいったッスか?」
「んや?別に~!」
天国を見るのは、この先なのかもしれない。
相互記念品で、「スマッシュ」を御贈りいたしました。
当方ただいまスランプ真っ最中でして;
駄文ほんと申し訳ないです!!!;
よければ受け取ってやってください!!;
日記に掲載という形になりましたことをお詫び申し上げます。
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